司法試験

自殺した方が社会のため!?司法試験に受からないような奴は死んだ方がいいっていうの!?

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司法試験受験生だけではなく、司法試験に全く関係がない人にこそ読んでほしい記事です(重い記事ですが、少しでも読みやすいように画像を入れております)。
どうか、少しでも目を通していただけると嬉しいです。

先日、私は友人を亡くしたばかりの時に、ある人(司法試験に全く関係のない人)に
「司法試験を目指して勉強ばっかしているのに受からない奴は、自殺した方が社会のためだ。」

と言われました。

この現状を司法試験を受験したことのない人にも少しでもわかってほしい。
その事実に直面したときに少しでもそんな人を悪く言わないでほしい。
そして、簡単に司法試験を目指すことが危険性を有するという事実。

そんなことを少しでも多くの人に伝えたくて、この記事を書かせていただきます。

【追記】
やはりこういう考えの人は多いようですね…

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この記事を書こうと思ったきっかけ

司法試験受験生には自殺者が多いです。

私も先日、友人を亡くしました。
本当はこのような記事を書くべきか、非常に悩みました。

しかし、司法試験を知らない人にも司法試験受験界の現状を知ってほしい。
そんなことから、この記事を書きます。

なぜ現状を知ってほしいのか?

それは、題名にもある通り、自殺の事実を聞いた司法試験に関係のない方の心無い言葉により、私は深く傷ついたからです。そのことがあったことをきっかけに、ブログを書くことも全くしなくなりました。傷つくのは私だけではないはず。

題名をわざわざこの言葉にしたのは、みなさんに読んでほしいからです。題名で傷ついた人、ごめんなさい。
この記事を読んで、傷つく方も、ごめんなさい。

でも、生きていれば何とかなります。

司法試験を目指して頑張っている皆さん。
つらくなっても生きることをあきらめないで。失敗したっていいじゃない。

私でよければ、話聞くから。
コンタクトフォームからであれば、誰の目にも触れず私に連絡してこれるから。

だから、つらくても一人で抱え込まないでください。

なぜ司法試験受験生に自殺者が多いのか

合格発表後の司法試験板がやばい。自殺予定の無職が大量生産中

ロースクール制度により、誰が落ちたか、誰が受かったかという状況が明確にわかること

基本、司法試験合格を目指す人は、たいていの人が自分に自信を持っているはずです。
しかし、三振したり(今だと5年の間に5回落ちたり)、留年したりすることによって、自分が否定されたような気持ちになります。

その人の勉強が足りてない場合もあるかもしれません。
でも、一生懸命勉強しても、報われない場合もあるんです(最終学年の試験で超マイナーな論点を出されたり…)。

そこで落ちると、「あの人は司法試験に落ちた」「あの人は留年した」という目で見られます。
ただでさえ司法試験受験生はプライドが高いのに、人からそのように見られることには強い抵抗があると思います。

そのことも一つの理由となると、私は思っています。

司法試験に落ちた場合、セーフティーネット対策をしていないと路頭に迷う

司法試験に向けて一直線に勉強ばかりしていたら、「自分は3回以内に受かるはず」と思うと思うし、あまりセーフティネット対策をしない人もいると思います。
そんな中、ロースクールを卒業し、5年間かけて結局合格しなかった場合、最短でも28歳です。

そこから、就職活動をしてもなかなか採用されない現状もあります。
ロースクール出身は、頭でっかちで扱いにくいと言われていますからね。

しかし結局

自殺する理由は本人しか分かりません。

でも、司法試験受験生はライバルであり、切磋琢磨しあえる仲間だと思っています。
だから、少しでも自殺を考えている人の力になれたらと思っています。

現状

合格者数

司法試験合格、年1500人に 政府案、当初目標から半減

司法制度改革の一環で「年3千人程度」とする計画を2002年に閣議決定されたのですが、実質年1500人程度になるそうです。
質の低い弁護士が増えるのは好ましくないことから、致し方ないことなのかもしれません。

しかし、最初から言っておいてくれれば。
ロースクールを出たらほぼ合格する試験になる、医者のような試験だと言っておいたにも関わらず、制度がコロコロ変わりすぎです。

受験生からしたら、制度が変わりすぎてついていけません。
それでもついていかなければいけないのが受験生なのですがね。

試験科目

旧司法試験から新司法試験に変わって、短答式試験が3教科から7教科に変わったことが大きく変わったことでしたが、今年から新司法試験も短答式試験が3教科になりました。

今後選択科目も廃止されるかもしれません。

結局旧司に戻っているのです。
ロースクール自体は、私も学ぶところがあって良かったと思っていますが、旧司に戻るのであれば、ロースクール制度は必要だったのでしょうか。
無駄に時間を消費させてはいないでしょうか。

弁護士は世間が思っているほど稼げない

現在、私の友人で手取り8万円程度で働いている弁護士(朝10時から終電に乗れないことも)がいます。

大学時代に借りた奨学金(約500万)や、ロースクール時代に借りた奨学金(約300万)を返さなければならず、弁護士の登録料(約12万)、弁護士会の会費(年約30万、会費最高額は釧路弁護士会の年額115万4400円だそうです。)も払わねばなりません。

さらに、受かってから強制的に修習へ行かなければならず、そこでも働いているのに給与ではなく貸与となるので、借金が増える一方です(約300万)。
給費制から貸与制で借金漬けに!? 司法修習生の苦悩…

受かったとしても大変なのです。
友人弁護士は「弁護士に憧れたものの、」弁護士になってからも自殺者が多いのは頷ける。と言っています。

司法試験受験を今から目指す方へ

私は、「いつか絶対に司法試験に受かってやる」という気持ちでいたので、司法試験以外の情報をシャットアウトしてきました。

勉強をやれば必ず受かるという試験ではありません。
だから、現状を理解したうえで、今からセーフティネットをしっかり考えておいておくことも必要なのではないでしょうか。

司法試験に関係のない方々へ

司法試験受験生は、合格するまでストレスを抱え続けています。
正直病んでいる人も多いです。

そんな時に、あなたの心無い一言が、その人を自殺へ追いやることもある。ということを少しでも心に留めておいてください。

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コメント

  1. 代表取締役社長 より:

    うちの会社に来た司法試験空振り三振した、チビデブグロ白髪チビ貧乏ツネミマル(43)は司法書士も含め、落ちちらかしたくせに、空威張り、セクハラ、変態、ロリータコンプレックス、シスターコンプレックス、嘘つきで、錆びついたチビオヤジだった。営業成績もわるすぎるので、解雇したったわい。ざまあみろ。

  2. ちび 顔デカ より:

    実力もないくせに。

  3. 殿様 より:

    うちの義姉は弁護士、うちの実祖父二人とも弁護士だった。

    親戚には弁護士兼市会議長もいた。

    俺は年収2200万円、従兄弟は医師、叔父は大学教授だった。

  4. ダニエラ より:

    心から共感します。わたしは現在、予備試験チャレンジ中の弁理士です。仕事の幅が広がれば程度の軽い気持ちで勉強をはじめましたが、勉強仲間には三振してそれでもがんばっている方借金してでも背水の陣でがんばっている方がたくさんいます。本当に頭がさがります。軽い気持ちではじめてしまった自分が恥ずかしくもあり、はじめてみたのだからがんばっている方々に恥ずかしくないようわたしも精一杯できる努力をします。できることは少ないですが 、せめて仲間うちの勉強仲間みんなが合格できるよう力を合わせてがんばりたいと思います。

    1. koala より:

      ダニエラさん

      ありがとうございます。
      弁理士さんで予備試験とは、すごいですね…応援しております!
      私も軽い気持ちではじめてしまったので、恥ずかしい限りです。
      どうしてもこの世界は結果を出してナンボの世界だとみられてしまうので…そんなことはないんですけどね!

      ダニエラさんに良い結果がついてきますように。
      共に頑張りましょう!

  5. クロモリ より:

    はじめまして、二年前に司法試験に三振した某有名ロースクール修了生です。
    たまたまネットサーフィン中、こちらのブログをお見かけしました。

    「司法試験を目指して勉強ばっかしているのに受からない奴は、自殺した方が社会のためだ。」
    人命を軽んじる、こんな発言ができる人間こそ、最も社会のためにはなりませんな。
    他者への思いやりのない、こういう大人になってはいけないという典型例です。
    「アメリカ大統領に奴隷がなっている」とか発言した国際弁護士の国会議員と同レベルですね(笑)
    たとえ高収入だろうが高学歴だろうが、人間そうなっちゃおしまいですよ。
    (世の中そんな人間で溢れてますがね…むしろ社会的地位の高い人ほど、自分の才能におごっていて、そういう冷たい人が多いですが)

    他人を侮辱する人間は、自分こそが最も軽蔑されるべき人間であることに気がついていないだけです。
    その愚かしさを後ろ指指して笑ってやればいいんですよ。

    とはいえ、侮辱されて憤慨するのは正しいことです。
    「自分たちは傷ついているんだ」って言わなければ伝わらないので、どんどん主張したらいいと思います。
    私が知っている限りでも、頭がよくて性格もよくて、法科大学院での成績が良かった人も沢山三振しています。
    司法試験に落ちたから社会の落ちこぼれ、なんてことは決してないし、その後社会で頑張っている方も沢山います。

    大切なのは、「そんな中傷には絶対に屈しないぞ」と心に決めること、司法試験を戦っている自分に誇りを持つことです。

    司法試験受験生にはフランクルの「夜と霧」がお勧めです。
    ユダヤ人の精神科医が書いた、ナチスの強制収容所での体験記です。
    どんなに司法試験の勉強が過酷であろうと、ナチスの収容所に比べればたいしたことありませんから(笑)
    フランクルが自分の苦悩をどのように受け止め、周りの収容者たちを励まし、苦難に耐え抜いたか、参考になると思います。お勧めします。

    三振しても、悲観的になることはないと思いますよ。取り敢えず私は三振したけど悲観的にはなっていませんから(笑)
    むしろせいせいしましたね~♪
    では。

    1. koala より:

      クロモリさん

      コメントありがとうございます!
      返信が遅くなってしまって申し訳ありません。

      >社会的地位の高い人ほど、自分の才能におごっていて、そういう冷たい人が多いですが

      これ、本当にそうですよね。
      私も成功者にそういう人が多いと感じることが何度かありました。なんか嫌な世の中です。
      私はいつか成功できた場合にも、そういう考えは持ちたくないです。

      >「自分たちは傷ついているんだ」って言わなければ伝わらないので、どんどん主張したらいいと思います。

      私のブログなんて、何の力にもならない独り言のようなものに過ぎないですが、誰かが一人でも見て少しは考えてくれることがあればうれしいと思います。

      >私が知っている限りでも、頭がよくて性格もよくて、法科大学院での成績が良かった人も沢山三振しています。
      >司法試験に落ちたから社会の落ちこぼれ、なんてことは決してないし、その後社会で頑張っている方も沢山います。

      なんか、すごく心に響きます。
      このコメント、ブログの記事にしてもいいですか?
      フランクルの「夜と霧」も必ず読んでみます。そしてブログで感想を書かせてください。
      コメントだけにしておくのがもったいない…

      クロモリさんのような方に読んでいただけて、とても幸せです。

      ちなみに、クロモリさんは司法試験受験後は何をされているのでしょうか?
      差支えなければ教えていただきたいです。

      コメント、本当にありがとうございました。

  6. shu より:

     専門職大学院の充実、がこれほど叫ばれている今日、不合格者に対するケアが一切ない現在のロースクールのあり方に非常に疑問を感じます。

     現状の合格率からすれば、がんばっても法曹になれない人々が多数出てくるのは当然の話で、国や各ロースクールはなぜその人たちのキャリアを生かした就職支援をしないのでしょうか。合格者だけをちやほやし、脱落者を無視する政策、そして不合格者を相手にしない企業の姿勢が現在の予備試験優位、ロースクール制度の惨状を招いているわけで、これは当然の結果と思います。

     合格はできなかったとしても、ロースクールで学んだ知識や思考力は一般の学卒者とは異なるはずですし、日本社会のもつ立派な人的資産であるはずです。高度知識社会だとか、大学院充実と言いながら、関係者はこの点をまったく無視してきた。これは制度の運用にとっても、道義的にも許されないことと思っています。

     司法試験に合格し、法曹として活躍している方々こそ、この側面に目を向けるよう、国や大学院に求めていく姿勢が重要ではないでしょうか。

    1. 前田コアラ より:

      shuさん
      コメントありがとうございます!

      そうですね…
      >不合格者に対するケアが一切ない現在のロースクールのあり方
      不合格者には一応学校からフォローはあるにはあるんですけどね。
      それよりも、早く受験を諦めて就職をしなさい、の方向が強いかもしれませんね。

      国が動いてくれれば嬉しいんですが…
      公務員試験も年齢制限があるから受けられなくなりますしね。

      >合格はできなかったとしても、ロースクールで学んだ知識や思考力は一般の学卒者とは異なるはずですし、日本社会のもつ立派な人的資産であるはずです。
      とても嬉しいです。ありがとうございます。
      正直不合格になってから、ロー卒と言いたくなかったのですが、今後も頑張ろうと思います。

      不合格者は不合格者なりに、このブログを通じて、様々な方向に求めていってみようと思います。

  7. あまりりす より:

    司法試験を受験し続けて、仮に5年5回目
    30歳で合格したとします。
    ロースクールは下位で、合格順位もギリギリです。
    そして、返済すべき奨学金も、ないとします。

    その場合、弁護士になるべきでしょうか。

    こあらすたあさんなら、どうしますか?

    1. 前田コアラ より:

      あまりりすさん
      コメントありがとうございます!
      私だったら、の意見を言わせてもらいますね!

      >5年5回目
      >30歳で合格
      >ロースクールは下位で、合格順位もギリギリ
      >返済すべき奨学金もない

      ここに、条件を加えさせてください。
      (A)法曹になりたくてしょうがない、能力はないかもしれないけど弁護士になりたい。
      (B)弁護士になりたいのは地位と名誉、あとお金と考えていた。他にやりたいことがない。
      (C)他にやりたいことが見つかった。けど今まで勉強してきたことがもったいない。

      Aの場合は、私だったら絶対に弁護士になります。
      Cの場合は、弁護士になりません。
      難しいのはBだと思います。

      私がBの立場だったら、一旦弁護士になりますかね。
      で、仕事をしながら自分のしたいことを探す、だと思います。

      回答になっていますでしょうか(*^^*)?

  8. トルフル より:

    新制度 司法試験不合格の奴らよ
    合格 不合格によって、人を判断するなああああ〜って合格者に言ってみろよ
    合格者は、温かく、不合格だからってバカにしないよ
    って言ってくれるよ。
    頭が悪いくせに不合格者が、僕は法律家だ!って、哀れすぎる。情けなさすぎるな。馬鹿野郎?

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