WEB☓法律

個人で仕事をするからこそ徹底しておきたい、「契約書」について

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こんにちは。
前田コアラです。

私は弁護士を目指して勉強をしていたので、WEB業界に入ってから、よくフリーランスの方から法律相談を受けるようになりました。

内容として多いのが、

  • 依頼されたので制作を進めていたのに、「依頼してない」と言われた
  • 最初の契約と全然違うことを要求されている
  • 自分一人で仕事をしているが、体調を崩してしまって納期に間に合わない
  • 制作を進めているのに「解除したい」と言われた
  • 制作物の知的財産権はどちらに所属するか問題

ということ。

これら問題が起きる主な原因は、最初の契約時点で「契約書」を作っていないから。

もちろん契約書があってもトラブルが起きるときは起きますが…
契約書にしっかりと記載しておくことにより、未然のトラブルを防止できたり・トラブル後の解決がしやすくなったりします。

なので、問題ができるだけ起きないように、できるだけ契約書は作るようにした方が良いかと思います。

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契約の成立

まずは原則論として。
契約はいつ成立するか?ということ。

「申し込みの意思」と、「承諾の意思」が合致した時に成立します。

この合致があれば、必ずしも書面に残していなくとも、口頭の約束でも契約は成立します。
が、注意して頂きたいのは、「お願いね」「はい」程度では契約が成立したとはなかなか言えません。なので、契約の主要な「要素」の合致は必要だと思っていてください。

(※契約が成立していないと判断された場合には「契約締結上の過失」という理論が使える可能性もありますが、こちらはまた後ほど…)

契約の主要な「要素」とは

WEB制作に関しては、請負契約(民法632条)が適用されるという前提で、請負契約で主要な要素は「いつまでに、いくらで、何を作るか」であると思います。

WEB制作においては、

  • 制作物
  • 納期
  • 金額

程度が決まっていれば主要な要素の合致があると言っても良いのではないでしょうか。

(友人弁護士に確認したところ、上記のすべてが揃っていれば言うことはないが、いずれかが欠けていても契約成立となる場合もある・ケースバイケースだ、ということです。)

それでも「契約書をつくる時間はないよ〜」というあなたへ

たしかに、最初に契約書を作るのは時間がかかると思います。
慣れてないとなおさら。

なので、「契約書」とまでいかなくていいです。

議事録やメモなどを残し、毎回クライアントに「今回のお打ち合わせの議事録です」と言ってメールをするように心がけてみてください。それだけでも、だいぶ変わってくると思います。
ただ、やはり契約書を撒く方が、より、リスクを回避できます。
個々の話もまた後日記事にしますね。

メールは証拠になります。
言った言わないの水掛け論は未然に防ぐように心がけましょう。

現に私のクライアント(誰もが知っている大企業)は、証拠がしっかり残るようにメールで連絡するようにという方針で、電話は禁止です。

ぜひ、文章で内容を残しておいてください。

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